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2008.08.02 Saturday 05:24

このあいだのつ・づ・き.....

グリュックス・ガルテンさんに行った話しのつづき

と、その前に「グリュックス・ガルテン」の意味について。
ドイツ語で「グリュックス・ガルテン」とは
 「幸福な庭」という意味だそうです。

オーナーの強い希望である、
人・動物・植物が幸福に共生出来る“ペット応援団付アパートメントに
ぴったりのネーミングだとおもいます。

前にも書きましたけど「sequenz」もドイツ語ですから
何かと不思議な縁を感じます。

ご主人に完成までの苦労をうかがったところ
「プランの事やいろいろあって出来上がるまで3年くらいかかりました。
 山下保博さんのすごいところはこちらがお願いした予算でどうにか建物を
 作ってしまう。
 たとえばネットでキッチンを探してくれたり、
 まあ僕らも妥協した部分はありますけどね。」

ご主人は器用でいろんな物をご自身で作成しているそうです。
一番驚いたのは部屋を仕切る壁を作ってしまっていることかなあ

予算内で仕上げてくれたのはCAnにも言える事
概算では「建てるの、もうあきらめるしかないかなあ」と思うくらい
かけ離れていた金額を最後にはどうにか最初の予算にしてくれましたから。
確かに僕らが妥協した部分はありますが
基本プランから全然変わってませんでしたから。
諸江さんすごかったもんなあ

「完成してから入居者が満室になるまでは
 3ヶ月くらいかかったかなあ
 でも部屋によっては3回入れ替わったものもある。
 急に転勤になったり
 それでも直ぐ次の人が見つかっているので
 いいけれど。
 住んでくれているひとは
 みんないい人ばかり
 いい物件には、いい人が住んでくれるのかも?

 sequenzさんもそうじゃあないんですか?」

そのとおりいい人ばかり(裏のアパートも含めて)

満室の悩みはオーナーをしていれば付きまとう物
でも「波乗長屋」のオーナーさん、「グリュックス・ガルテン」のオーナーさんともに
(自分を含めて)感じる事は本当に建物が好き

自分が建てたから当たり前かも知れませんが
建物の隅から隅まで全部意図が言える。
こんなことってメーカーのものを建てた人は
言えないんじゃないかなあ

僕らが持っている建物みたいなのがもっともっと増えると
おもしろいのになあ

本当はもっといろんな話をしたんですけど
忘れちゃったり、うまく書けないので
思い出した頃に書きたいと思います。

帰りはご親切に新横浜まで車で送っていたじゃいました。

ありがとうございました。

建築って本当におもしろい!


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