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いきさつ アーカイブ

2007.03.01 Thursday 02:38

施工日記ブログ、スタート!

群馬県太田市に建設中のデザイナーズマンション仮称太田の長屋(OTN)の施工経過をつづる日記ブログです。

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アパート施工日記その1

息子が群馬国際アカデミー(GKA)を受験する為の説明会が
2005年の7月に行なわれた。
説明会には妻が出席した。
帰宅後、妻から学校の雰囲気が
とてもいいと聞かされた。
それは、授業風景だけでなく校舎についてもであった。
私たちは、すでにデザイナーズの平屋のアパートを持っていた為
妻も建物にはうるさかった。
その妻が、素敵な校舎だというのだから
間違いないのだろう。
僕も、次の説明会には行ってみよう。

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2007.03.03 Saturday 00:12

アパート施工日記その2

2005年8月。

あることがきっかけで、アパートをまた建てようと
考えるようになった。

しかし今回は、まとまった頭金がない。
資金をどうしよう、規模は、デザインは悩む毎日。

資金は妻の友人の銀行員に相談。
プランによっては
全額借り入れも可能といわれた。

デザイン及びプランは
前回と同じ
すべて任せれば楽だけど...

自分で設計士を見つけ
頼んでみたいそんなことを考えた。

でもどうやって見つければいいのだろう...

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2007.03.04 Sunday 00:12

アパート施工日記その3

2005年9月にデザイナーズ物件の内覧会があった。
そこに前回のアパートを設計してくれた建築家の方が来ていたので
アパートを建てようかという考えを簡単に説明した。

でも内覧会を観て感じたのだが自分の考えている
アパートとは何かが違う気がしていた。

9月19日GKAの2回目の説明会。
今回は妻と2人で参加。
前回妻から校舎がすてきだったと
言われていたので興味深く校舎を見た。

平屋の校舎なんてはじめて、壁は集成材(OSB)、張りも集成材が
規則正しくきれいなラインを出している。

新しいだけでなく子供達が楽しく学べる校舎だと感じた。

なんだか今考えているアパートに
イメージが近い。
そんな感じがした。

この設計をした人が平屋でアパートを
設計したらどんな風になるだろう.....

きっと今持っているアパートとは
違うものを提案してくれる。


そんな考えが頭に浮かんだ。


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アパート施工日記その4

2005年9月

いったい誰が設計したのか、調べてみる。
GKAで検索したらすぐにわかった。
わかってみると、すごい建築をたくさん
手がけているのがわかった。

だめもとでメールを送ろうか、どうしようか
1週間悩んだ。

やはり後悔したくなくて
メールを送った。

突然のメール失礼します。
群馬国際アカデミーの校舎見ました。
子供が勉強するのにとてもよい環境だと思いました。
私は今太田市(旧薮塚本町)で平屋のアパートを
1棟(4世帯分)持っています。
今度もう1棟建てたいと思い、前回設計いただいた先生
にお願いしているのですが、最近のデザインが似た物が
多くなっていると思っていたところ、GKAを見て
この建物を設計した方ならどんなアパートを
設計してくれるだろうと思いメールしました。
甘い考えだと思いますが、ローコスト、ハイクォリティーで
8~10世帯分平屋建てで考えております。
大変失礼なメールですので破棄されても結構ですが、
もし興味もたれたら連絡ください。

いったいどんな返事が帰ってくるか、それとも.....

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2007.03.06 Tuesday 00:13

アパート施工日記その5

2005年9月29日

返事が来た。!!


前原様へ

CAnの宇野と申します。GKAを見て頂きましてありがとうございます。
メールにて、アパートの計画についてご連絡頂いた件ですが、
一度詳しいお話を伺いたいと思います。

早速、宇野さんをネットで調べてみる。
なかなか個性的な人だ。
GKAに10月15日に来るそうなので
その日に我が家で話をすることにする。

当日こんな田舎を見てどんな反応をするのか
少し不安がよぎる...

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2007.03.07 Wednesday 00:23

アパート施工日記その6

2005年10月15日

宇野さんとGKAで待ち合わせ。
車で自宅へ向かう。
家に着き妻と、息子と一緒にGKAの建物について話をした。

宇野さんは、コンセプト等を丁寧に話してくれた。
そして、メールを送ったいきさつ、今考えている
アパートのことをこちらから説明。

「この土地に平屋で、それも今考えている予算で出来るか?」と
尋ねると、「かなりローコストにはなるけれど無理ではない。」
という答えが返ってきた。

「ただし、大きなプロジェクトなのでよくお考えください。」と
宇野さんは言っていた。

帰りに裏のアパートを見てもらい駅まで送る。

車の中で宇野さんにぶしつけなメールに対し、回答をいただけた
お礼をいうと、「平屋という文字に大変ひかれました。ぜひやってみたい
プロジェクトですが、あせらずよく考えてお返事ください。」と
いわれ帰って行かれた。

また悩む日々がつづく......

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アパート施工日記その7

宇野さんとアパートの話をしてから
息子のGKA合格までさんざん悩んだ。

でも、妻も、義母もアパートを立てることに
反対はしなかった。(心配はしているが)

2005年の暮れCAtの事務所で妻、息子同伴で
アパート建築についてお願いすることを決めた。

プランとしては、平屋の長屋、住戸は1タイプだけではなく
バリエーションのとんだものにすること。

外観としてガルバニュウムは好まない。

駐車場からアプローチを気持ちよく通り家へ

そしてメンテナンスコストが出来るだけ
掛からないなどなど

要望はたくさん出した。

はたして宇野さんはこの土地というキャンパスに
どんな絵を描いてくれるのか楽しみだ。

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2007.06.29 Friday 05:23

もうすぐ完成

27日はCAnの検査、28日は役所の検査だった。
役所の検査は無事合格。
建物として認められた。

27日の夜は、宇野さん、諸江さんと食事をしながら
お話させてもらった。

今回の苦労話などなど
諸江さんにとって大変だったことは
やはり見積もり調整だったらしい。
僕としても出せる金額が決まっていたので
かなり無理をお願いした。

宇野さんいわく
「この建物が出来たことは
建築関係者が皆驚いている。
建物を見て驚き、
なおかつコストを聞いて驚く。」

諸江さんも
「契約までいろいろあったので
大変な現場になることを
覚悟していたが
通常の現場では考えられないほどの人数を
投入してもらい、その上丁寧にきれいに建物を
造ってもらえた事に驚いている。」

ぼくも本当にここ建物にかかわってくれた
関係者には感謝している。
そして誰か一人欠けていたらこの建物が
完成しなかったと思う。

なかでも吉田組さんはすべての
職人さんをまとめがんばってくれた。

感謝.......


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2008.02.23 Saturday 22:44

いまさらながらネーミングって

sequenz(独ゼクェンツ)

模倣進行と呼ばれるもので, モチーフを発展させるとき
音程だけを変えることによって展開する動きをいう。
ピアノをやっている人はみんな知っている言葉

でもそんな言葉がぴったりの建物がゼクエンス

Yの字の部屋が長くなったり、短くなってつながっている。

何で今頃こんな事を書いてるかというと
最近良く聞かれるから
でもこの説明を聞くとみんな
「本当にアパートそのものなんですね」と言ってくれる。

宇野さんのコンセプト、妻のセンスに脱帽

それから
HPや、いろんな所に使っている

   row house of a new style

意味は「新しいスタイルの連続住宅」

これはクリエーターのうーやんが考えてくれた。

これまたアパートそのもの

あまりこだわりすぎてもどうかと
思ったけどいろんな人の気持ちが集まって
出来てるアパート
ゼクエンス

そんなゼクエンスを取り上げてくれた
読売新聞夕刊から引用

「近頃なぜか流行のタワーマンションの対極的発想とも言えそうです。
いやいや贅沢な・・・。〈本社ヘリから=竜〉」

この記事でゼクエンスがわかってもらえる気がする

そして住んでくれた人はきっと

「ここでの日々は決して忘れることはないでしょう....」 そんな空間 by TTA

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2008.09.14 Sunday 22:58

きっかけ......

CAn宇野さんにゼクエンスの設計を頼もうと
思ったきっかけはGKA(ぐんま国際アカデミー)
見たからとは、以前の日記で書いたと思う。

そのGKAでこの間の土曜日
スポーツデー(運動会)が行なわれた。
DSC04519.jpg
競技の前にニュージーランドのHaka(ハカ)を踊り気合をいれてました。

競技は普通の小学校と大差はないと思うけど
一番違うのは「BGM」
定番の運動会音楽は流れず
カッコいい曲ばかり
DSC04538.jpgDSC04536.jpg
先生が立っているだけでも、なぜか絵になります。

応援グッツはエコを考えダンボールの再利用
DSC04523.jpgDSC04524.jpg
裏側の補強に苦労のあとがうかがえます。
DSC04559.jpgDSC04557.jpg
この応援ロボットもダンボールの再利用
それより先生が肩車してくれるなんて
ふつうの学校で考えられる~

やっぱりいい学校だなあ

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